立川らく朝さん死去 67歳、落語家で医師 志らく「師匠より先に…」

 落語家で医師の立川らく朝(たてかわ・らくちょう、本名福澤恒利=ふくざわ・つねとし)さんが2日に死去していたことが11日、分かった。67歳。2月から病気療養中だった。葬儀は近親者のみで行った。

 杏林大医学部卒。医師として慶應健康相談センター医長などを務めた。2000年、立川志らくに入門。04年に二ツ目、15年に真打に昇進。健康教育と落語をミックスした新ジャンル「ヘルシートーク」、「健康落語」、「落語&一人芝居」を開拓した。

 志らくは「いくら年上でも弟子には違いないので、師匠より先に逝くやつがあるかという思いです」と嘆き、「来世では名人になるんだぞ!」と惜別の言葉を送った。

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