最終週突入「おちょやん」ファン、コロナ禍での縮小に恨み節「その10話見たかった」
NHK連続テレビ小説「おちょやん」が、10日から最終週に突入した。杉咲花演じるヒロイン・千代に熱い視線を注いできたファンは4月後半ごろから、コロナの影響で、予定から2週・10話分削られた悔しさをSNSにぶつけていた。
「もし10話カットじゃ無かったら」「当郎のターンで30話くらい見たい。つくづく10話分の時間がコロナで削られた悔しさよ」などの声が上がっていた。
9日には作品を手がけた脚本家の八津弘幸氏が、黒衣役で語りを担当する落語家・桂吉弥のインスタライブに出演。「おちょやん」は11月30日にスタートしたが、当初は昨年9月28日からの全125話だったと明かされた。
細かい設定が視聴者から絶賛されている八津氏は、2週分カットで“もっと見たかった”という声に感謝しつつ「確かにあと10話あったら違うことが書けたかも」と話す一方で、「全体のテンポやスピード感は最初からこんな感じ」「なくてもいいようなシーンは、なるべくなくそうとやってる」と説明。“影響”は感じていない様子だった。
それでも、視聴したファンからは「10話分削ったという話を知り、いやそれ!それがあったら、どうなってたの!マルっと2週分ですやん!観たい!!観たいのに!!!」「返す返すもコロナ禍で失われた10話分があれば…!と思ってしまいます」「ホントその10話見たかったな」などとやりきれない反応が続いた。