大竹まこと ラジオ番組15年に 色んな事あった「私事ですがスキャンダルも」

 タレントの大竹まこと(71)が20日、東京・浜松町で行われた文化放送定例社長会見にゲスト出演した。

 パーソナリティーを務める同局の生ワイド番組「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月~金曜、後1・00)が、5月で放送15年目を迎える。同番組の本番30分前に、時間を縫って駆けつけた大竹は「ここまでいろんなことがありました。東日本大震災、熊本の地震、河川の氾濫、私事ですが多少のスキャンダルも…。腰痛に苦しみまして、マイクの横に布団を敷いて頂いて、地べたに這いつくばって放送したことも4日くらいありました」と自虐ネタも交えながら歩みを振り返った。

 リスナーからは、旬の野菜や果物のほか手作りの品などが多数送られてくるという。その品々の一部を持参し「ビールの缶でつくった風車とか、赤いストローの端でつくったエビとか」と披露してみせた大竹は、「ラジオの末期症状」と言いながらも、「リスナーとの距離が、『近い』を通り越している。MCという立場でなく、泣くのも怒るのも笑うのも(リスナーと)一緒」と愛おしそうに笑みを浮かべた。

 コロナ禍で、放送業界も厳しい状況に直面しているが、ラジオの未来について「赤いストローで作ったエビみたいなものが送られてくるような近しい関係だから、ラジオはコミュニティーとしては消えないんじゃないかなと思っています」と語っていた。

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