文楽人形遣いで人間国宝の吉田簑助が引退を発表

吉田蓑助(2007年撮影)
国立文楽劇場の吉田玉男一周忌公演に出演する吉田玉女、吉田蓑助、竹本庄大夫(前列左から)と玉男一門(後列)=大阪市難波、国立文楽劇場(2007年撮影)
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 人形浄瑠璃文楽座人形遣いで人間国宝の吉田簑助(87)が、国立文楽劇場(大阪市)の4月文楽公演をもって引退することを15日、文楽協会が公式サイトで発表した。今月は第2部の「国性爺合戦」に出演している。

 吉田簑助は同サイトに掲載したあいさつ文の中で、「私 吉田簑助は 二〇二一年四月公演をもちまして引退いたします」と発表。

 「脳出血で倒れ 復帰してから二二年 体調が思うにまかせないこともありましたが 曾根崎のお初も八重垣姫も静御前も再び遣うことが出来 人形遣いとして持てる力のすべてを出し尽くしました」と、引退を決断した理由を述べている。

 1940年、三代吉田文五郎に入門し、43年、四ツ橋文楽座の「絵本太功記」の三法師丸が初役。61年に三代吉田簑助を襲名した。94年、重要無形文化財保持者(人間国宝)。2009年、文化功労者。12年、芸術院会員。

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