さんまアニメ映画主題歌に10歳・稲垣来泉 抜てき!拓郎「イメージの詩」歌う
タレントの明石家さんま(65)が、自身が企画・プロデュースするアニメ映画「漁港の肉子ちゃん」(6月11日公開)の主題歌担当に10歳の少女を抜てきしたことが14日、分かった。人気子役として4月期のドラマ2本に出演し、朝ドラ「とと姉ちゃん」「スカーレット」にも出演経験のある稲垣来泉(いながき・くるみ)が、吉田拓郎の名曲「イメージの詩」を歌唱する。
同曲はさんまが「人生の教科書」と愛聴する一曲で、吉田に起用を直談判。当初は「女性に歌ってほしいので、歌詞も変えさせてもらいたい」と伝え「いいよ、いいよ、さんまちゃんの自由にして」と快諾を得ていたという。
さんまが女性目線の歌詞に変えようと試行錯誤したが「この歌詞でないとダメだということがわかって」と断念。「小さい女の子に歌ってほしい」と発案し、さんまが声を聞いて稲垣を選んだ。
レコーディングの際には、さんま自ら「ボブ・ディランで」などとディレクション。収録を終えた稲垣は「わかりやすく『ここは4時間目の体育の時間が終わった時の感じで歌ってね』と学校の教科の時間で表してくれたので、とても歌いやすくて面白かったです。さんまさんもとても褒めてくれました」と喜んでいる。