スウィートパワー 社長の所属女優へのセクハラ報道に公式見解【4つのポイント】「不快な思いなら反省」法的措置検討

 大手芸能事務所「スウィートパワー」が10日、文春オンラインで岡田直弓社長の所属女優へのセクハラが報じられたことを受け、公式サイトで「法的措置を含めた対応を検討」するとの公式コメントを発表した。

 同事務所には桐谷美玲、黒木メイサ、内山理名、桜庭ななみらが所属。芸能界を引退した堀北真希さんも所属していた。

 文春オンラインでは、所属女優Aさんが岡田氏の自宅に一緒に住まわされ、ダブルベッドで一緒に寝させられ、手を握られるなどのセクハラ行為を受けていたなどと報じられた。11日発売の「週刊文春」で詳報されている。

 公式HPに掲載された事務所側コメントのポイントは大きく分けて4つ。(1)「当該女優に対してのセクハラの事実はない」 (2)セクハラとの認識はないが「距離の取り方で不快な思いをさせたなら率直に反省」 (3)岡田社長の「性的嗜好など興味本位で記述され人権やプライバシーの侵害」 (4)岡田社長の人格に対する印象操作記事に対し「法的措置を含めた対応を検討する」--というもの。

 以下は4つのポイントについて公式HPで触れた点。

(1)本件記事の内容は、事実に反する内容が多く含まれていることに加え、岡田を犯罪者であるかのように評するものであり、極めて不当なものです。同紙の取材で回答しているとおり、岡田は当該女優に対してセクシャルハラスメントを行った事実はございません。

(2)ただ、所属事務所の社長としての立場として、所属女優に対するサポートや指導の過程で、その距離の取り方において不快な思いをさせていたということであれば、その点は誠に申し訳なく、率直に反省しなければならないと考えております。

(3)岡田の私生活に関する事柄や性的志向・ジェンダーに関する事項など、公開を欲しない内容が興味本位に記述されており、これらは明らかに岡田の人権やプライバシーを侵害するものです。

(4)岡田の人格に対する誤った印象を植え付けようとする本件記事に対し、法的措置を含めた対応を検討してまいります。

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