菅首相 平日3連続ぶらさがり取材対応 「逆ギレ」後は…平和な展開続く
菅義偉首相が2日夕方、官邸で記者団のぶらさがり取材に応じた。小池百合子東京都知事が今週末の1都3県の緊急事態宣言解除に懸念を示しているとの質問に「まずしっかり数字を見て、専門家、関係者に相談させていただき、最終的には私自身が判断したい」と述べた。
菅首相のぶらかがり応対は週末をはさんで平日3日連続。前週2月26日には、自身の長男と山田真貴子内閣広報官の接待問題に関する質問が相次いだことなどから苛立ちをみせ「同じような質問ばっかり」と言い放って、「逆切れ」との批判を招いた。
週明けの1日は山田氏の辞任について「このような形での辞任は大変残念」と述べた。
この日は、新型コロナウイルス問題の現状について「とにかくいまは感染拡大防止に全力を尽くすべきと思っている」とした。1都3県をまとめての判断になるのかと問われると「1都3県、いろんな意味で関連しますから、そうなると思います」とした。