橋下徹氏が丸山島根県知事の行動力評価 自身の「ぼったくりバー」発言の真意も明かす

 元大阪府知事の橋下徹氏が26日、フジテレビ系「バイキングMORE」にリモート出演。政府の新型コロナ対策を批判して聖火リレーの中止に言及、25日には厚労省に要望を提出した島根県・丸山達也知事の行動力を評価し、島根県選出の自民党・竹下亘元総務会長との“対決”にも言及した。

 番組では丸山知事が25日に上京した様子を詳報。「第3波を踏まえたコロナ対策の強化」「緊急事態宣言“外”地域の飲食店への支援」の2点を中心とした要望書を提出し、竹下元総務会長と会談する様子も伝えた。

 橋下氏は自身の大阪府知事時代を踏まえ「地方の知事が東京に声を届けるってものすごく難しい。普通は地方の知事の声なんて、東京のメディアが取り上げてくれない」と断言。そこで自身の言葉を取り上げてもらうために「もう頭がおかしいんじゃないかというようなことを発言」してきたと明かした。

 「例えば国の直轄事業の負担金という、国から何百億円という請求書を地方は請求されるんですけども、それに関して僕が『ぼったくりバーだ』というふうに言うと、取り上げてくれる。それから文部科学省と対決していても、『文部科学省のアホ、ボケ、カス』って言うと取り上げてくれる」と、話題になったコメントは戦略的なものだったと説明した。

 橋下氏はさらに「実はこれが非常に大きいことで、全国のキー局でこういった放送が流れると、国も考えざるを得なくなって、あとはどっちの方に国民が支持をするかっていう、政治的な力関係で決まる」と、丸山知事の一連の行動を評価。「残念ながら丸山さんは僕と違って上品にやってしまっているんで、まだ島根県応援!っていう雰囲気になってないから竹下さんはかなり強気になってる。これはもう最終的には国民がどっちを支持するか」と、“対決”の行方を見通した。

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