立川志らく、自民党議員の「男勝り」発言で「言葉狩りになるのは怖い」

 落語家の立川志らくが22日、TBS系「グッとラック!」で、自民党の竹下亘議員が東京五輪・パラリンピック組織委委員会の橋本聖子会長について「男みたいな」という表現を「男勝り」に訂正した話題に「言葉狩りになるのは怖い」と指摘した。

 番組では、竹下亘議員が橋本新会長を擁護する発言の中で「男みたいな性格」としたことを、その後「男勝り」と訂正したことを取り上げた。

 その中で志らくは「言葉狩りになるのは怖い。本質を見抜かないと、どんどん言葉狩りみたいになって窮屈になる」と、竹下氏の言葉の中に、差別が本当にあったのか、その本質を見抜く必要があると主張。

 「だって、日本には『女々しい』とか、『女3人そろうとかしましい』とか(の言葉がある)。かしましいがダメなら、かしまし娘はどうなっちゃう?」と、ベテラン女芸人トリオの「かしまし娘」を例に挙げて説明し「本質で差別をしているかどうかを見ないと」と語った。

 そして「時代遅れと言うかもしれないけど、言葉狩りが先行するのを阻止する部分もないと、文化も壊れてしまう」「言葉で全部取ったら、それこそ『かしまし娘』はテレビに出られない」と強く訴えていた。

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