モー娘。小田 アイドルの現状に違和感 個性や音楽で評価されたい
モーニング娘。’21の小田さくら(21)が17日、自身のブログを更新し「私が思うこと。小田さくら」と題して「アイドル」についての思いを伝えた。シンガー・ソングライターの優里(26)との交際が報じられた高木紗友希(23)が、アイドルグループ・Juice=Juiceを脱退したタイミングで考え方を明かした。
小田は「嫌だと思った方は無視して頂けると幸いです。」と前置きし「最近のアイドルの在り方に対して違和感をおぼえる点があります。」と明言した。
女性に限定した上で、1970年代や80年代のアイドルは「歌」「飛び抜けたルックス」「スター性」を武器にしていたと分析。さらに「今は『女の子』そのものが武器になっている感覚」で必然的にアイドルが身近な存在になっている現状を伝えた。
その状況下で「音楽を武器にしようとしているハロー!プロジェクトが私は大好きです。」と断言。続けて「高木さんのように歌声という最大の武器を持ち合わせていた人ですら、戦えない事があるという現実に音楽が1番大事ではなかったんだと感じた事がすごく悲しかったです。」と熱愛発覚で即脱退となった高木に思いをはせた。
さらに「アイドルが個性や音楽で評価される世の中になったら良いなぁと思います。」と心境を告白。「私が現役のうちに変わるかはわかりませんが、より『アイドル』が自立できる日が来るのを願っています。アイドル自身の幸せとファンの方の幸せが比例していったら、そんなに素敵な事は無いと思います!」と希望を吐露した。
小田はグループとしての活動が減った昨年から今年にかけて、一時的に高木とコンビのような形で活動。ハロプロではトップクラスの歌唱力を誇る2人で切磋琢磨(せっさたくま)していた。