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「紅の豚」森山周一郎さん 逝く「飛ばねえ豚は-」が名せりふに…渋い低音で活躍

 森山周一郎さん
 「紅の豚」の主人公ポルコ・ロッソ=(C)1992 Studio Ghibli・NN
 森山周一郎さん
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 アニメ映画「紅の豚」で主人公の声を演じた声優で俳優の森山周一郎(もりやま・しゅういちろう、本名大塚博夫=おおつか・ひろお)さんが8日午後9時10分、肺炎のため埼玉県の病院で死去した。86歳。愛知県出身。葬儀は親族で行う。

 日大中退後、1953年に研究生として劇団東芸に入団。テレビや舞台に出演する傍ら、渋い低音を生かして、洋画の吹き替えで活躍した。当たり役はドラマ「刑事コジャック」のテリー・サバラス。

 宮崎駿監督の映画「紅の豚」では主人公ポルコ・ロッソの声を担当し「飛ばねえ豚は、ただの豚だ」は名せりふに。テレビのナレーションやCMなども多く手掛け、映画「幻想のパリ」で監督も務めた。昨年放送されたNHK連続テレビ小説「エール」に、主人公の祖父役で出演したのが遺作となった。

 所属事務所によると、昨年11月に肺の状態が悪化して入院。同12月に病院内で転倒し、太ももと腰を骨折した。一時は危篤となったが、会話ができるまで回復。亡くなった8日の昼間も、妻と「また明日」と話していたが、容体が急変した。所属事務所の森本優子代表は「俳優、声優としてやりきったと、幸せそうに笑っていました」と語った。

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