高橋真麻 前日の東京感染者618人にも「喜べない数字なんだなと」
フリーアナウンサーの高橋真麻が26日、コメンテーターを務める日本テレビ系「スッキリ」で前日25日に発表された東京都の新規コロナ感染者数618人という数字に「喜べない」と注意を促した。
東京では一日の感染者が昨年12月28日以来、約1カ月ぶりに700人以下となったが、真麻はわかりやすく持論を展開。「感染者数の数に関して、私も常々、検査指数、分母が分からないと分かりづらいなと思っていて。そうしたら東京都のコロナ対策サイトにちゃんと毎日の検査数が書いてあって、かなり差があったんです。よく週末は検査数が少ないと言われていて、どれぐらい差があるのかと思ったら、平日の数が多いときの半分ぐらいだったりする。だから昨日618人だったからといって喜べない数字なんだなと感じました」と、検査数とともに感染者数を見るべきだと話した。
これには、日本感染症学会指導医・水野泰孝氏も同意。「その通り。検査数に対する陽性者数ということですので、両方見比べながら数を見ていかないといけない。この検査の数として検証されてきているのは、あくまで東京都が把握している数。最近では民間の検査会社、あるいは郵送で行う医療機関があるようなので、本当にこの検査数の中に入っているのか。不明確なところもあるようですので検証が必要なのかと思う」と説明した。
真麻はまた、緊急事態宣言期限の2月7日以降が重要だとも力説。「2月の7日までみんな頑張っているとは思うんですけれども、目標を立てて頑張っている時よりも、その目標が達成された後にそれを維持していくことの方が難しいと思うので、2月7日以降にどれだけ維持して我慢していけるかっていうことも大事だと思います」と、解除後にも目を向けていた。