テレ朝・玉川氏、テレ東のマスク着用放送に「頭が下がる思い」
テレビ朝日の玉川徹氏が20日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」で、テレビ東京のニュース番組でマスクを使用し始めたことに「頭が下がる思い」と述べた。
番組では大学入学共通テストでの鼻出しマスク失格問題や、航空機に乗る際にマスクを拒否した男性が逮捕されたニュースを取り上げるなど、改めてマスクについて特集した。
その中でマウスシールドについて、政治家やタレントらがつけているのをテレビで見かけることから、一般の人もマウスシールドをする人がいることを危惧する声があると紹介。感染症専門家の二木芳仁氏も「マウスシールドは大変懸念している」と語り、感染予防や、人にうつさないという点では「効果はかなり低い」と指摘し、「影響力のある方が(マウスシールドで)テレビに出られると…」と懸念した。
玉川氏も「マウスシールドの話でいえば、仰る通り」と切り出し「テレビを見てて違和感感じる。ダダ漏れでマスクの意味全然ありませんよ」とコメント。そして「エクスキューズとしてやってるんだもんね、テレビは。そういうのはやめた方がいい。テレビ局もテレビ朝日も。悪い影響が出てる」と語った。
また、テレビ東京がニュース番組でもマスク着用で放送を始めたことにも触れ「ニュース番組でもマスクをするっていう決断に出たって、僕は頭が下がる思いで見てました」とテレ東の“英断”を評価していた。