芥川賞作家の平野啓一郎氏が１５日、ツイッターに新規投稿。政府が感染症法改正案に罰金等を盛り込んでいることについて触れ、「国民をネガティヴな動機で従わせ、相互監視で分断に」などと疑問符を付けた。

　平野氏は感染症法改正案についてのＮＨＫ報道を引用。コロナ患者の受け入れ協力を医療機関に勧告できることや、勧告に応じない場合は医療機関を公表できること、入院を拒否した感染者には懲役や罰金を科す案があるとしている。

　平野氏は「脅し、罰則、晒し者、……パワハラ内閣の真骨頂。入院拒否者は懲役刑、時短非協力店は店名公開。国民全員を『罰則が嫌だからする』というネガティヴな動機で従わせ、相互監視で分断に陥…」と投稿した。