吉村知事 緊急事態宣言「発令で感染を抑える必要と判断」

 大阪府の吉村洋文知事(45)が13日、大阪府庁で定例会見を行い、新型コロナウイルス感染拡大に対する12日の対策本部会議で決定したレッドステージの要請について説明した。

 この日中にも発令される見込みの緊急事態宣言について、「14日から緊急事態下に入ることになる。何とか2月7日までに拡大を抑える協力をお願いします」と呼びかけた。

 これまでの感染状況を踏まえた緊急事態宣言の要請について「昨年12月中は何とか拡大を抑えられていたが、今年1月6日に一挙にバンとガラスの天井を突き抜ける形で560人の感染が明らかになった。翌日は600人となった。また東京は7日に2400人になった。首都圏で伸びているので、大阪だけ右肩下がりにはならないと思う」と説明。「東京と大阪間の移動者は、大阪と和歌山間の移動者よりも多い。感染が広まりやすい」と分析し「医療体制はこれまでもひっ迫していたが、このままいけば医療崩壊して対応できなくなる。緊急事態宣言を発令して感染を抑える必要があると判断した」と話した。

 対応方針は「14日から2月7日まで不要不急の外出・移動を自粛」「同期間、イベントは収容上限5000人、収容率は屋内50%以下、屋外では人と人との距離を十分(できれば2メートル)取る」「新年のあいさつ回りなどは自粛」「飲食店、バー、カラオケ、遊技場などは営業時間を午前5時~午後8時、酒類の提供を午前11時~午後7時(テークアウトを除く)」「営業時間短縮に応じた飲食店などに対して協力金を支援」など。

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