コロナ厳戒紅白 今年は巨大ステージに!歌手応援登壇ほぼなし…審査員は別室

 大みそかの「第71回NHK紅白歌合戦」(後7・30)のリハーサルが29日、会場となるNHKホールや同局スタジオで始まった。コロナ禍で初の無観客紅白とあって、ステージも新様式となり、感染予防で取材方法も様変わりした。

 コロナ禍で迎えた今紅白リハは、三密回避を意識した厳戒体制の“対コロナ仕様”で行われている。アーティストたちは、様代わりした晴れ舞台に戸惑いながらもイメージトレーニングに終始した。

 ステージは、従来の二倍以上の巨大なものに生まれ変わった。今回は無観客となるため、約1000席収容の1階席の半分以上となる前方14列目辺りまでの座席を撤去。従来のステージから延長した形で、特設ステージが設置された。

 NHKホールのほか局内のスタジオなど全4会場から中継される。アーティストたちは一堂に会さず、歌唱している歌手の応援で他の歌手が登壇する“紅白の風物詩”もほとんど見られない。

 審査員席も、例年は舞台端に並ぶが、今年は別室のステージの様子をモニターで眺めることになる。

 所属事務所のマネジャーやレコード会社など関係者のホールへの入館も大幅に制限。食べ物や飲み物などの差し入れは自粛され、NHKホールや各スタジオに向かう廊下で密にならないよう導線が確保された。

 テレビや新聞、ネットなど50社以上の報道各社が入り交じり、にぎわいを見せる恒例取材も今年は規模縮小。ホールロビーでの囲み取材は記者1人が代表質問し、スチールカメラも3台に限定。至る所でコロナ禍ならではの演出と対策が見られた。

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