デーブ、菅首相擁護のテリーに異議「無理してこの8人の集まり必要ない」

 TVプロデューサーでタレントのデーブ・スペクターが20日、TBS系「サンデー・ジャポン」で、8人会食の菅義偉首相を擁護したタレントのテリー伊藤に異議を唱えた。

 菅首相は今月14日夜、東京・銀座の高級ステーキ店で、二階俊博幹事長ら自民党幹部、芸能界や球界のスターら8人と会食。新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、政府が5人以上は感染リスクが高まると国民に注意をうながしているさなかとあって、批判を浴びている。

 テリーは出席者を「各界のすごいみんなちゃんとした人」、「特にこういった人たちってのはホントにスケジュールが忙しい」と指摘し、「それを5人6人っていうのを、そこを攻めていくよりも、この攻め方が僕ちょっと気持ち悪いなと思う」と、菅首相批判に嫌悪感を示した。

 公私混同問題で批判され、辞職に追い込まれた舛添要一前東京都知事の例を挙げて「温泉行ったからどうだとか、何か買ったからどうだとか、ホントにささいなことだったと僕は思う」と主張。「テレビはすごく攻めやすいんでそこを攻めていくっていう、この感覚がすごく気持ち悪くて」と、マスコミ批判を展開した。

 テリーは「コロナ対策をしっかりしてくれた方が、別に10人でも20人でも」と多人数会食を容認し、「僕は今のコロナって、甘く考えてないんですよね。戦争と一緒。有事なんですよ。有事の時にそんな細かくね、5人だ6人だってことを言ってることの方がちょっと気持ち悪い」と菅首相を擁護した。

 これに対し、デーブは「ちょっと異議があるんですけどね」と反論を開始し、まず「それで呼びかけてる、自粛、国民全部」と、菅首相が国民に自粛を求めている立場でありながら自身を例外としたことを指摘。

 出席者について「百歩譲ってもあのメンバー、ホントに失礼ですけど、そんな情報ある現場じゃない人たちですよ」との見解を述べ、「例えばホリエモン(堀江貴文氏)とか、いま現に情報番組のキャスターとか、それだったらまだ分かるんですけど、何も無理してこの8人の集まり必要ないじゃない」と、この顔ぶれでの会食の必要性に疑義を呈した。

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