朝ドラ「エール」 福島で平均視聴率32・1% 主人公の地元、熱狂的支持

 俳優の窪田正孝(32)が主演し、11月27日に最終回を迎えたNHK連続テレビ小説「エール」の期間平均視聴率が20・1%(関東地区)だったことが30日、分かった。主人公の地元、福島地区の平均視聴率は驚異の32・1%を記録。地元から熱狂的支持を得ていたことが証明された。関西地区は18・1%。

 「エール」は、国民的応援歌を数々作曲してきた福島市出身の古関裕而氏をモデルにした物語。福島を舞台に描かれる場面も多く、地元では3月30日の初回の35・9%に始まり、5月5日に最高視聴率37・8%、最終回は35・4%という高視聴率となった。

 新型コロナの感染拡大防止のため撮影がストップし、再放送で乗り切る時期もあったが、無事にゴールを迎えた。制作統括の土屋勝裕氏は「コロナで困難に直面している視聴者の皆さんに、少しでも明るい気持ち、前向きな気持ちになっていただけるよう、“エール”をお届けしたいと思って制作していましたが、逆に皆さんから多くの“エール”をいただいて、最後までチャレンジし続けることができました」とコメントを発表した。

 関東地区の期間平均視聴率20%超えは19年前期の「なつぞら」の21・0%以来。(数字はビデオリサーチ日報調べ)

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