漫才コンビ・ナイツが２８日、ＴＢＳラジオ「土曜ワイドラジオＴＯＫＹＯ　ナイツのちゃきちゃき大放送」に出演。ボケの塙宣之が、愛知県豊田市のケーブルテレビ「ひまわりネットワーク」でレギュラー番組「ナイツ塙のいきなり！ひまわり記者」がスタートし、２７日に現地ロケを行ったと明かした。

　ナイツファンの地元の意向でキャスティングされたというが、塙によると、「ナイツ（２人）を呼ぶほど予算もないと。マネジャー入れて２人までしか呼べない」となったという。しかし、ゆかりもない現地で「ボケを拾われないのもつらい」という塙のために、マネジャーの代わりに事務所の後輩コンビ・きしたかのの高野正成が帯同したという。

　塙の相方・土屋伸之が「じゃあ、オレでいいじゃんってなるけど」と言う中、塙はマネジャー兼ツッコミで初ロケだったという高野の裏話を明かした。

　制作スタッフから「この店でこういうことを聞いて下さい」などの指示が出る際について、塙は「高野はすごい真っすぐだから、全力でやる。『塙さん、それなんとかじゃないんですよ！』とか。悪くはないけど、スタッフさんから『しいていえば、この自慢ありますか？とか聞いて下さい。町の人に』って言われると、そのまま言うんだよね。『しいていえば、この自慢ありますか』って。それがおかしくて」と暴露。土屋らを笑わせた。

　塙は「自分の指示通りにやってくれるからいいんだけど、自分の言葉に変えればいいのに」と嘆くと、土屋は「正直だと分かると操りやすいね」と指摘。塙は「だから高野がずっと操られてんの。『ここはサイン飾らないのはこだわりですか』っていうのも（オウム返しで）『ここはサイン飾らないのはこだわりですか！』って。マジメか！（指示が）聞こえてるからさ。こいつが言う必要あるのかなって」と苦笑した。

　土屋は「いいね。見てみたいね、ひまわりネットワーク」と興味を示すと、塙は「ひまわりネットワークに入らないと見れないと思う」と返した。