筒美京平さん“追悼盤”にLiSAら集結 来春トリビュートアルバム発売

 10月7日に誤嚥(ごえん)性肺炎のため80歳で死去した作曲家・筒美京平さんのトリビュートアルバム「筒美京平SONG BOOK」が来春に発売されることが23日、分かった。50年間に約3000曲を手掛け、作曲家として日本一の総売り上げ枚数7500万枚を誇るヒットメーカーの楽曲に、新たな命が吹き込まれる。

 太田裕美の「木綿のハンカチーフ」(1975年)やジュディ・オングの「魅せられて」(79年)など多数の名曲、ヒット曲を世に送った、日本音楽界の“功労者”とも“父”とも言える筒美さんの傘寿を記念して、本作の企画は始動。生誕80周年企画として本人公認で進められた。

 制作はコロナ禍でストップし、先が見えぬ中での訃報となったが、遺族の意向から“追悼盤”という形で再スタート。直弟子の武部聡志氏、亀田誠治氏ら筒美さんを敬愛してやまない制作陣が再結集し、LiSA、JUJUら第1弾アーティスト7組が発表された。

 総合プロデューサーの武部氏は「天国の京平さんから『あなたたちなかなかやるじゃない!』と言われる様な作品に仕上げることが僕の使命」と気合十分。NOKKO「人魚」(94年)をカバー予定のLiSAは「筒美さんへのたくさんの尊敬と愛情と感謝を武部さんがお話してくださいました。時を越えて、世代を超えて、時代を超えて愛され続ける筒美さんの楽曲を歌わせていただけること、とても光栄に思います」と話している。

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