蓮舫氏、自民党議連の動き受けて主張「多様な生き方のためにも選択的夫婦別姓は必要」

 立憲民主党の蓮舫参議院議員が18日、ツイッターに新規投稿。自民党の有志議員による議員連盟「『絆』を紡ぐ会」(仮称)が近く行われる初会合で選択的夫婦別姓などについて議論するという報道を引用し、夫婦別姓に異論を唱えるとみられる同会の動きに対して「多様な生き方のためにも選択的夫婦別姓は必要」と訴えた。

 蓮舫氏は「『選択的』夫婦別姓が家族の絆を壊すかのような主張は私たちと全く違う」と切り出し、「現状、男性の氏を選択し女性が氏を改める例が96%」「結婚後も仕事を続ける女性だけが不利益を被らないように。個人の尊重と男女の対等な関係を構築するために。多様な生き方のためにも選択的夫婦別姓は必要」と訴えた。

 さらに蓮舫氏は、立憲民主党@CDP2017の公式ツイッターを引用。「どちらかの姓にしたければ、そうすればいいだけ。“選択的”夫婦別姓です。それが家族の絆を弱めますか?現行制度で生きづらさを抱える人います。『選べる自由』は、同じ姓を名乗りたい人たちの権利を侵害しません」という同党の公式見解を受け、「そう。なぜ、選択を狭め、押し付けるのだろうか」と容認しない立場への疑問を呈した。

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