本田望結 「日常が当たり前じゃない」…コロナ禍でスケートができる幸せ

 女優でフィギュアスケート女子の本田望結(16)が13日、大阪市のグラントフロント大阪に設けられた野外のアイススケートリンク「ウメダ☆アイスリンクつるんつるん」のリンク開きセレモニーに登場した。

 シニア初参戦となった今季のSP曲「My Dilemma」に乗り、20×25メートルのリンクいっぱいに健康的な色香を振りまいた。10歳から7年連続で、リンク開きの大役を果たし「今年はコロナで、日常が当たり前じゃないということをすごく感じた。氷ができるのか、滑らせてもらえるのかすごく楽しみだった」と笑顔を見せた。

 フィギュアと女優の二刀流を宣言している高校1年の望結。14日に仙台市でインターハイ予選が控えるハードスケジュールにもかかわらず、ダイナミックな演技を披露。イベント直前まで降り続いていた雨が、リンク登場直前にピタリとやむ強運ぶりだった。

 12月の全日本選手権へ出場を決めた姉の真凜(19)、兄の太一(22)についても質問されたが、ふだんから直接エールを送ることはないと明かした。「今回も変わったことはしないかな…」としながらも「質問をしていただいたので」と詳細を話すリップサービス。女優としての貫禄も見せた。

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