V6デビュー25周年 記念日に“聖地”代々木で「奇跡」の成熟ライブ

 V6が1日、デビュー25周年ライブ「V6 For the 25th anniversary」を、東京・代々木第一体育館から配信した。25年前のこの日にCDデビューし、同館の屋外特設会場でデビューイベントを行った。思い出の地で6人そろって節目の日を迎え、メンバーは共に歩んできた長い道のりと固い絆をかみ締めた。

 四半世紀を全力で駆け抜けてきた者にしか備わらない渋みと色気-「勤続25年の男たち」が、成熟した大人の魅力を存分に届けた。

 「V6」と「25周年」にちなみ、午後6時25分に配信開始。「ある日願いが叶ったんだ」、「It’s my life」など全21曲を披露し、スタッフから「シブイ6」と感嘆されるほど、しっとりとした熟練のパフォーマンスで魅了した。

 25年前のこの日、「MUSIC FOR THE PEOPLE」でCDデビュー。当時バレーボールW杯のイメージキャラクターを務めていた6人が、デビュー記念イベントを行ったのが代々木第一体育館だった。以降、同会場では10周年、20周年ライブをはじめ、計101公演を開催。コロナ禍で配信公演にはなったが、記念すべき日に“聖地”で新たな節目を刻んだ。

 長い道のりを、1人として欠けることなく歩んできた。本紙などの取材に応じた坂本昌行(49)は「25年前の今日、デビューして、この6人でまた同じ景色を見られるということは奇跡に近い」と感慨。「6人での活動も個人としての活動も密に頑張るからこそ、V6という存在が、改めて自分たちの帰る家なんだなと思ってる」と語った。森田剛(41)も「変わらず6人で同じ場所に立つということはすごいこと」とうなずいた。

 岡田准一(39)が18日に不惑を迎えると、全員が40代となる。MCでは椅子が用意され、メンバーは「つい『よっこいしょ』って言っちゃう」、「座ると膝さすっちゃうよね」などと笑い合った。

 歩みは止めない。井ノ原快彦(44)は「ジャニーさんに選ばれてここにいる奇跡のようなグループ。それを大事に、今の僕らを見せたい。それが6人の絆」と、自らに言い聞かせるように話した。

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