橋下氏、立憲の支持率アップを期待「拮抗して国民が選べるように」

 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が25日、レギュラーコメンテーターを務めるフジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」に出演し、立憲民主党の奮起を促した。

 この日は自民党の下村博文政調会長、立憲民主党の泉健太政調会長がゲスト出演。米大統領選挙の話題で共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン氏が激戦を繰り広げていることを伝えた。現時点ではバイデン氏がやや優勢と見られているが、接戦の州も多く、予断を許さない状況となっている。

 野党である泉氏は「アメリカでは政権を選択できるということは、国民のためにとっても良いこと」と見解を示した。ここで橋下氏は、劣勢とされるトランプ大統領が大きな批判の声を浴びながらも、42%以上の米国民の支持があることを指摘。泉氏を見ながら「(日本の)野党もそうなってくださいよ」と与党の自民党・公明党と拮抗(きっこう)することを求めた。

 橋下氏が「批判がどうあろうとも、同じくらい拮抗しながら国民が選べるのがね」と“選択肢”に入ることを期待すると、泉氏は「今は自民党さんと支持率が離れてるわけで、国民の思いを受け止められる、信頼される野党を作りたい」と力強く受け止めた。

 立憲とは敵対する側の下村氏はこのやり取りにも余裕の表情。「政権批判ばっかりじゃなくて、対案を出しながら、国民から見たら、どっちの政策がいいか比べられるようなことを立憲の政調会長として泉さんに期待してます」とエールを送っていた。

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