石破氏、派閥会長辞任「結果を出せず、同志に多くの負担をかけた」

 自民党の石破茂元幹事長(63)は22日、自身が率いる石破派(水月会、19人)の会長を辞任した。同日の派閥会合で、9月の総裁選敗北の責任を取り辞意表明。異論はなく了承された。来年9月の次期総裁選への対応を巡っては「今の段階で、1年後に出る、出ないを言うのは少し違う」と述べ、立候補するかどうかは明言しなかった。影響力低下は否めず、戦略は白紙となった。

 石破氏は会合で、自身の後任や派閥運営について「鴨下一郎事務総長を中心に話し合い、決めてほしい」と要請した。会合後、記者団の質問に対し、2018年と今年9月の総裁選に触れ「結果を出せず、同志に多くの負担をかけた。その責任を取るのが、私の選ぶべき道だ」と強調。菅義偉首相を支えていく意向も示した。

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