オンライン京都国際映画祭終了 奥山総合P「配信ワールドにも将来につながる手応え」

 オンラインで開催された「京都国際映画祭2020」が18日に終了した。運営の発表では、15日から4日間の開催中、オンラインプログラムは有料・無料を含み約16万6000の視聴数を記録した。

 期間中の映画上映作品本数は102作品、アート作品数は43作品でよしもと祇園花月でクリエイターズ・ファクトリーのアート部門・子ども部門の展示が行われた。

 映画祭総合プロデューサーの奥山和由氏は「やれることは全てやったつもりでも正直いって暗中模索、意外にリアクションがあったり無かったり…。計算違いだらけでした。しかし、この配信ワールドにも必ず将来につながる確かな手応えがいくつもありました。歴史的不可抗力がない限り生まれなかったこの財産を生かし、次回以降を発展させたいと痛感してます」と総括した。

 また、映画祭実行委員会の名誉実行委員長・中島貞夫監督は「今回の映画祭は、オンラインを使っての映画祭です。“えっ!?、なに!?、それ!?”映画祭と言えば映画の作り手と受け手とが一堂に会し、時間と空間を共有しながら映画を楽しむ又と無い機会。そう信じていたのだが、コロナ騒動の余波とはいえ、映画祭も様変わりせざるを得なかった。一体どんな評価が下されるのか。“ええい、なるようになれ!”決して捨て鉢ではなく、若い人達の英知と実行力を信じながら、その末端で、老兵なりにお役に立てればと念じている」とコメントを寄せた。

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