蓮舫氏 政府も与党も論点ずらしで躍起…「論点は、何故6人排除かのみ」
立憲民主党の蓮舫参院議員が15日、ツイッターを更新。菅政権が日本学術会議の予算10億円の見直しを検討していることについて、アベノマスクが466億円だったことと比べて批判した。
蓮舫氏は「民間臨調が『政策コミュニケーションとしては問題の多い施策だった』としたアベノマスク」と列島に批判が渦巻いたアベノマスクを振り返った。続けて「安倍総理の布マスク1人2枚配布は予算が466億円、批判を受け圧縮され260億円。予算の丼勘定も相当だが、年間10億の日本学術会議の組織を政府も与党も論点ずらしで躍起になりすぎ。論点は、何故6人排除かのみ」と問題はなぜ、日本学術会議が推薦した新会員候補6人の任命を菅首相が拒否したのかその理由だと指摘した。
蓮舫氏は塩村あやか参議院議員の投稿を引用。塩村氏は「日本学術会議ヒアリング。これが学術会議の年間予算。約半分は日本トップクラスの科学者を支える公務員の人件費だ。会員は委員手当や旅費で年間約8万円。年度末は不足して辞退も。このどこを改革するんだろうか。日本の頭脳を支える職員をカットするのだろうか」と政権の姿勢に疑問を呈した。
