中京テレビ恩田アナ、乳がんを経て変わった考え…「人生いつか終わりが来る」
17年11月に番組で乳がんであることを報告した中京テレビの恩田千佐子アナウンサーが8日、日本テレビ系「スッキリ」にリモート出演。乳がんを経て変わった仕事への考え方、人生への考え方を語った。
恩田アナは17年8月に乳がんが発覚。11月にキャスターを務める中京テレビ「キャッチ」でがんのため治療に入ることを報告し、反響を呼んだ。
「スッキリ」では、恩田アナのがん発覚から治療の様子などを放送。乳房だけではなく、脇のリンパに転移していたことから当初のステージ1ではなく、ステージ2Bだったことも明かした。抗がん剤治療も行い、今はホルモン療法で毎朝1錠の薬を10年飲み続けるという。
乳がんを経験したことから、長女、長男へのノートを用意。「入院中から書きためている」といい、「娘や息子の長所や、親としてどういうことを心がけて子育てをしたとか、夫とのなれそめとか。私しか知らないことを。いつか渡そうと思っています」と笑顔で語った。
仕事に関しては「自分が頑張らないと、番組を守るんだと思っていたが、家でこの番組を後輩が頑張ってやっているのを見て、肩に力が入っていた、みんなで協力してつくるもの、頑張りすぎないようにしようと」いう意識に変わったという。
またプライベートでも「人生はいつかは終わりが来ると実感」したといい、「生きている間に出来ること考えて優先する」と思うように。エンディングノートも作り「突然亡くなったら子どもも困る。家にこれがある、保険、貯金、預金を書きためたものを用意した」とも明かしていた。