モーニング娘。’２０の加賀楓が２日、石川県加賀市役所で「加賀温泉郷観光大使」任命式に出席し、宮元陸市長から任命書を手渡された。

　加賀は東京出身。だが、ファンが加賀温泉郷のポスターに加賀をコラージュしてＳＮＳにアップするなど、ファン主導の“コラボ”が行われたのをきっかけに、２０１８年から加賀温泉郷協議会の大使に就任。同協議会の広告キャンペーンをはじめ、コンサートやＳＮＳなどで加賀温泉郷を積極的にＰＲ活動してきた。大使就任にはファン１７００筆の署名が集まり、実現した。

　宮元市長は「署名に背中を押され、任命を決めた。加賀市の魅力を国内に広く発信してほしい。」と期待を込めた。

　加賀は「大使として活動できるのは光栄で名誉なこと。加賀温泉郷は癒しの場所。加賀温泉郷を多くの人に知ってもらい、加賀市をもっと盛り上げていきたい」と抱負。加賀温泉駅の開業５０周年記念事業や、２０２３年の北陸新幹線石川県内全線開業に向けて、加賀市の魅力発信を行っていく予定という。