小沢氏、菅氏の「首相の国会出席は限定すべき」発言に警鐘「権力の私物化、国が破壊」

 国民民主党の小沢一郎衆院議員が9日、公式ツイッターに新規投稿。次期首相就任が有力視されている菅義偉官房長官が「首相の国会出席は限定すべきだ」と述べたという報道を受け、「権力の私物化がますます進み、国が壊されていく」と警鐘を鳴らした。

 小沢氏は「総理が事実を隠蔽・改竄し権力を私物化することについて国会で説明を求められても、ああだこうだと理由をつけて出席を拒絶すれば、不正が永久に葬られる」と指摘。さらに「これでは、権力の私物化がますます進み、国が壊されていく。国民が不正に慣れたらおしまい」と危機感を示し、「国の未来は、国民が決める」と訴えた。

 菅氏は首相に就任した場合の国会対応について「出席は大事なところに限定すべきだ。そうしないと行政の責任をなかなか果たせない」と述べている。

 小沢氏は3日の投稿で菅氏について「『批判は当たらない』をこれまで何百回も繰り返してきた嘘と言い訳の象徴的人物」「森友も加計も桜も、いわばこの人物が隠蔽や改ざんの実務的な指揮をとった」とつづっている。

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