仲邑菫初段2年連続本戦へ 実力者・佃五段に勝利
囲碁の最年少プロ、仲邑菫初段(11)が7日、大阪・日本棋院関西総本部で行われた第24期女流棋聖戦予選Aで佃亜紀子五段(48)を破り、2年連続の本戦トーナメント進出を決めた。佃五段は昨年女流本因坊戦でタイトルに挑戦経験がある実力者で、昨年11月の対局では佃五段が勝利していた。
281手で白番6目半勝ちした仲邑初段は「序盤からうまく打てたと思います。本戦でも勝てるように精一杯頑張ります」とコメント。佃五段は「序盤で失敗してしまいました。途中の勝負手でチャンスがあったかもしれませんが、追いつくことができなかったです」と敗戦を振り返った。
仲邑初段は1日に、来年1月1日から関西総本部から東京本院に所属を移籍すると発表。中学進学を機に生活の拠点を移す。
