加藤浩次 自民党の派閥の論理に疑義「根本的におかしいんじゃないの?」

 極楽とんぼ・加藤浩次(51)が1日、MCを務める日本テレビ系「スッキリ」で、実質的に安倍晋三首相の後継首相を選ぶことになる自民党総裁選で、菅義偉官房長官が派閥の論理で圧倒的な優勢となっていることに疑義を呈した。

 総裁選には菅氏、石破茂元幹事長、岸田文雄政調会長が立候補の意向を示している。今回の総裁選では党員投票は省かれ、国会議員394票と都道府県代表141票の535票を争う形式となる方向で、麻生派、二階派などの支持を受ける菅氏が圧倒的に優位な情勢となっている。

 党員投票を実施しない方向になっていることについての橋本五郎・読売新聞特別編集委員の解説を聞いた加藤は「自民党の派閥の論理だけでこっちに決めたんだったら、これは国民は納得しない」と指摘した。

 加藤は菅氏が麻生派や二階派の支持を得て、自派の他に支持を得られていない石破氏、岸田氏に対して優勢となっており、また、各種世論調査ではトップ人気で地方党員からの人気も高いとされる石破氏が劣勢となっていることに疑義。

 「原理原則、基本に立ち返ったときに、派閥に属していようが、政治的な論争と言いますか、どういった政策をやりたいんだっていうことをいろいろ話を重ねて、一番ふさわしいと思う方に国会議員が1票をもって投じるというのが、基本的な原理原則ですよね。でも派閥に入っているから、この派閥が付いた、じゃあ菅さんに、岸田さんに、石破さんだったら石破派の人間が全員入れたりって、それって根本的におかしいんじゃないの?っていうのが一個ある」と、派閥の論理への違和感を示していた。

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