元棋士でタレントの林葉直子（５２）が２５日に更新したブログで、将棋の藤井聡太が二冠と八段昇段を達成した２０日の福岡の盛り上がりぶりを投稿した。「私位の年齢のおばさんたちがこの暑い中対局場となった能楽堂まで応援に行ってたみたい」と第６１期王位戦が指された福岡市の大濠公園能楽堂に同世代女性が駆けつけたことを記した。

　林葉は「コロナのニュースに飽き飽きしてたら藤井くんが２冠になったとどのチャンネルに変えても聡太くん。福岡では号外も出たんだよ」と現地の報道の過熱ぶりを投稿。「運命とはわからないもの。もしオリンピックが実施されていたら、ちょっとしか報道されなかったかもしれないのに、ね」と東京五輪が予定通り開催されていたら将棋のニュースも減っていたかもしれないと記した。

　藤井二冠について「将棋界の救世主なのかな」とし、「藤井聡太２冠は１８才でおちついてて袴が似合う。でもそこら辺にいそうな可愛い青年だから、おばちゃんたちの好感度バッチリ。私位の年齢のおばさんたちがこの暑い中対局場となった能楽堂まで応援に行ってたみたい」と林葉と同世代の女性も将棋に興味を持ったことを伝えた。

　木村一基との対局について林葉は「２日目の封じ手にはびっくり。木村くんもかなりびっくりしたんじゃないかな。ん、とそのあとの木村くんの指し手に首をかしげてたら終わったって感じ」と振り返った。続けて「でも、木村くんもほかで頑張れーいい将棋を逆転されたら辛いけど、ま、これなら早く立ちなおって、ね」と激励した。