田中“闇のアンガールズ”復活に戦々恐々 日大ラグビー部問題チクリ
お笑いコンビ・アンガールズの田中卓志が7日、フジテレビ系「バイキング」に出演し、“闇のアンガールズ”復活を恐れていることを明かした。
この日は、日大のラグビー部の元ヘッドコーチが、部員の頭につまようじを刺すなどの暴行を繰り返していた問題を取り扱った。第三者委員会の調査では、元ヘッドコーチが未成年の部員に飲酒を強要したり、熱くなったヘラを体に押しつけるなどの暴行の事実が認定されている。しかし、元ヘッドコーチが「親の介護がある」などと申し出たため、問題への処分は下っておらず、辞任扱いとなっている。
田中は「アメフトの件でイメージが落ちてしまったところを、こういう案件をきっちり処理できるようになりましたっていうことを世に出せば、日大も変わったなと思うのに、ちょっとやってることが違うんじゃないかな」とチクリ。2018年の同大アメリカンフットボール部の危険タックル問題を引き合いに出し、大学側の姿勢に疑問を投げかけた。
当時、日大の田中英寿理事長は、声明で「学生ファースト」をうたっていた。ところが今回、再び暴力問題が起きたとあって、田中は「2018年は山根会長(当時、日本ボクシング連盟会長だった山根明氏)と田中理事長で“闇のアンガールズ”って言われてましたから。それに戻らないようにしてほしいですよね」と苦笑い。田中理事長の“闇堕ち”を心配していた。