松岡茉優、三浦さんの「素晴らしいお芝居を見て」 ドラマ放送決定に強い思い

 女優の松岡茉優が2日、TBSラジオで放送された、「松岡茉優 マチネのまえに」に出演し、7月18日に亡くなった俳優・三浦春馬さん(享年30)についてコメントした。

 松岡は「個人的なことをお話しするのはどうなんだろうと考えたんですが、何も無かったかのようにお話ししていくのが難しいなと思いまして、ドラマについてのことを少しだけお話しさせてください」と切り出した。松岡は、9月15日からTBS系で放送開始となるドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」で三浦さんと共演していた。

 松岡は「2週間とちょっとたちますが、とても悲しいことがありました」と、具体的に三浦さんの死には触れなかった。ドラマがキャストを変えずに放送されることなどを伝え、「まっさらな正解は無いだろうなと思います。とても個人的な気持ちとして、1カ月と少し、近くで相手役としてお芝居を受けていた身として、あの素晴らしい猿渡慶太(三浦さんの役名)をみなさまに見てほしいと思いました。猿渡慶太、サル君は彼しかいないなと思います。本当にすばらしいあのお芝居を見てほしい」と強調した。

 一方で「もう一つ、強く願っているのが、これ以上みなさまを悲しませたり、つらくさせるのは避けたいです。もし、受け取れないかも知れない、つらくて見れないかもしれない、という方はどうかご無理なさらないでください」と視聴者やファンへ配慮した。ただ、演者としての思いは強く、「ドラマをみなさまに楽しんでもらいたいという気持ちです。大変な状況の中で、学校や会社がある中で、火曜日は『カネ恋』だと楽しんでいただきたい気持ちは変わりません」としっかりと語った。

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