１８日に急逝した俳優・三浦春馬さん（享年３０）へ、親友である俳優・城田優（３４）が、あふれる思いを届けた。城田は２３日深夜にインスタグラムを更新。とびきりの笑顔を見せる、三浦さんの数々の写真とともに、「弟のようで本当に愛おしい」などと愛情いっぱいの思いをつづった。この投稿には１００万を超える「いいね！」がつくなど、ファンに共感が広がった。　　　　　　　　　　

　三浦さんが死去した１８日にＴＢＳ系「音楽の日」に生出演し、ＧＲｅｅｅｅＮの「キセキ」を涙を浮かべて熱唱した城田が、悲しい現実を受け止めつつ、長文に思いを込めた。

　三浦さんとは０９年の日本テレビ系ドラマ「サムライ・ハイスクール」で共演。以来１１年間、親交を深めてきた。思い出の一つ一つをかみしめるように「本当に色んな場面が頭に浮かびます。中でもずっと思い出しているのは、春馬のあの笑顔」と記し「ニコニコしながら話してくれるあの可愛い笑顔。弟のようで、本当に愛おしいんです」とあふれる思いをつづった。

　そんな三浦さんと歩んだ時間を「僕の人生において、大きな大きな財産です」と表現。ミュージカルや音楽も含め、活動するフィールドが重なっており「これからは、春馬の意志を受け継ぎ、春馬の分まで、その“約束”や“夢”を大切に大切に育てながら、生きていきたいと思います」と決意を示した。

　そして、三浦さんのファンに向け「皆さんは、彼のパフォーマンス、そして人生の一部です。そして春馬もまた、皆さんの人生の一部」と表現。悲しみに暮れる現状は自身も同じとしつつ「僕らがずっと下を向いていても、春馬は喜びません。だからどうか、少しずつでもいいので、前を向いて生きましょう」と呼びかけた。

　思いの詰まった投稿には、２４日午後９時時点で１００万を超える「いいね！」が押された。ユーザーからのコメントも１万８０００件以上に。「涙が溢れました」「とても、心に響きました」「救いになります」など共感の声があふれた。

　城田は気丈に仕事を続けており、今後も吹き替えキャストを務める映画「２分の１の魔法」などに関しての活動を予定している。