藤井聡太七段 勢い本物! 棋聖戦、過密日程空路で札幌→大阪入り

藤井聡太七段(左)と渡辺明三冠
3枚

 将棋の最年少タイトルを目指す藤井聡太七段(17)が、渡辺明三冠(36=棋聖、棋王、王将)に挑戦する第91期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第4局は16日、大阪市の関西将棋会館で指される。2勝1敗の藤井七段が勝利すれば、史上最年少17歳11カ月でのタイトル奪取となる。

 13、14日に札幌市で王位戦第2局を戦い、大逆転で勝利した藤井七段は15日、札幌から空路で大阪入りした。中1日で、タイトル奪取に王手をかけている大一番に臨む。

 コロナ禍で4月中旬から約2カ月間、対局を行えなかった。そのため、6月2日に対局復帰してからは、予想を上回る過密スケジュールとなった。その中で、王位戦にも挑戦が決定。2日制で、北海道から九州まで毎回異なる全国7都市での対局が組まれ、さらにスケジュールは厳しくなった。

 中1日の対局は6月2日と4日にも経験。棋聖戦挑戦者決定戦準決勝と決勝で、前名人の佐藤天彦九段(32)と永瀬拓矢二冠(27)を連破し、挑戦権をつかんだ。また13、14日の王位戦では驚異的な粘りから奇跡的な逆転勝利を飾っており、流れは好転したと言える。関西所属だけに、勝手知ったる“ホーム”である関西将棋会館での対局もプラスに働きそうだ。

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