結成１０年以内の芸人で争う「第４１回ＡＢＣお笑いグランプリ」決勝戦が１２日、大阪市内で行われ、最終決戦でオズワルド、フタリシズカを破ったコウテイが優勝。賞金１００万円を獲得した。優勝の瞬間、九条ジョー（２６）、下田真生（２７）は感涙。下田は「シャー」と叫び、九条は「ＭＫ。めっちゃ気持ちいい」と声を震わせた。

　この日、漫才とコントを披露して頂点に立った２人だが、１２年にコンビ結成後、２度解散。不仲を公言しているが、互いの実力は認めており、１６年１０月に再々結成した。

　新型コロナの影響でネタの機会が激減する中、決行された今大会。出場者は“笑い”への強い思いを爆発させ、勝利の女神はコウテイにほほ笑んだ。