NGKなど吉本劇場、3日から漫才でのアクリル板を撤廃 センターマイクを基本使用へ
吉本興業は1日、新型コロナウイルス感染予防対策に基づき、6月19日から再開していた観客を入れた公演について、7月3日からの新方針を発表した。
3日から漫才上演時は、舞台上のアクリル板を撤廃、センターマイクの使用を基本とすることになるという。また、全国5劇場(なんばグランド花月(NGK)、ルミネtheよしもと、よしもと漫才劇場、ヨシモト∞ホール、よしもと幕張イオンモール劇場)のうち、NGK、漫才劇場、幕張イオンモール劇場の3劇場は、これまでの9~13%の客席使用制限から最大50%以下の使用に緩和する(ルミネ、∞ホールは現状のまま)。インターネットライブ配信(有料)も引き続き実施するとした。
吉本の7月3日(金)以降の主な新型コロナウイルス感染防止対策は以下の通り。
◆客席数使用制限の緩和(最大50%以下の使用)
入退場誘導を密にさせることなく、安全に運営できる範囲の席数を販売する。
前列2列は使用しない。
前後左右に1席ずつ空席を設ける配席を基本モデルとする。
約60分おきの換気、消毒、検温チェックなどはこれまでのガイドラインを継続する。
◆舞台上の規制変更
アクリル板を撤廃し、漫才はセンターマイクを使った上演を基本形とする。
ただし、芸風により大声を出したりする芸人の対応として、フェイスガードの着用や、アクリル板を使用するなど臨機応変に対応する。
◆各劇場客席使用数
なんばグランド花月は112席から404席に(全858席)
よしもと漫才劇場は34席から133席に(全305席)
よしもと幕張イオンモール劇場は28席から134席に(全301席)
※ルミネtheよしもとは54席のまま(全458席)、ヨシモト∞ホールは26席のまま(全218席)
