ベリーグッドマン 球児のみんな負けんなよ!甲子園「ライトスタンド」からエール

 ライトスタンドで歌うベリーグッドマン
 (左から)HiDEX、Rover、MOCA
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 大阪出身の男性3人組ボーカルグループ・ベリーグッドマンが27日、阪神甲子園球場で無観客ライブを行った。新型コロナウイルスの影響で大会が中止となり、活躍の場を失った球児たちにエールを送るべく、聖地から歌声を生配信。メンバーがSNSなどで出演を直談判し、企画に賛同したツインズの前田健太投手(32)や阪神の西純矢投手(18)、井上広大外野手(18)ら日米のプロ野球選手19人からの応援メッセージも流された。

 無人の球場にメンバーの地声が響く。「球児のみんな負けんなよ!!」。本来なら応援団が声をからし、エールを送るはずの「ライトスタンド」に立ち、歌の合間に何度も何度も呼びかけた。

 新型コロナウイルスのため、春夏の甲子園大会が中止。自分たちも全国ツアーが延期となった。4カ月ぶりのライブ会場に聖地を選んだリーダーのRover(32)は「毎年、高校球児に勇気と感動をもらって、それを基に応援歌を作ったこともあります。恩返ししたい気持ちがありました」とうなずいた。

 コロナ禍が広がる中、GW明けから球場と話し合い、無観客ライブ開催が決定。3人の思いに呼応し、高校時代に甲子園を沸かせたプロ野球選手たちも“集結”した。

 15年リリースながら、球児たちの今を歌ったかのような代表曲「ライトスタンド」のMVに乗せて、交流のあるマエケン、昨年のパ・リーグMVP西武・森友哉捕手(24)ら19選手がメッセージを寄せた。

 背中を押すパワーソング(応援歌)がアスリートから支持され、昨年はプロ野球選手の登場曲の採用数で3位タイとなる19曲を誇る。自分たちのファンだと伝え聞いた阪神のドラ1&2コンビ、西投手、井上外野手にはSNSで出演を直談判。MOCA(32)は「先に球団を通すのが筋だと思うんですが、熱い思いを伝えたかった」と照れ笑い。その後、球団の許可も無事に取り付けたという。

 ライブでは人気上位の「ライオン」「ハイライト」などベスト盤的な5曲を披露し、最後に選んだのも「ライトスタンド」。♪君の悔し涙がいつか実を結び 胸を張れる日まで走って行け-。画面越しにエールを届け、Roverは「ウルッときましたね。2022年にはグラウンドに降りてワンマンをやりたい」とカムバックを誓った。

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