木村多江、母の戦争体験描く漫画家役に挑戦 「あとかたの街」8・14放送

 女優・木村多江がNHK BSプレミアムのドラマ「あとかたの街~12歳の少女が見た戦争~」(8月14日、後9・59)で、漫画家を演じることが17日、分かった。

 木村が演じるのは、50歳を目前にして初の連載を手がけることになり、当時12歳だった母(吉行和子)の戦争体験を聞く漫画家。担当編集者を俳優の桐山漣が演じる。

 主人公のモデルは日本漫画家協会賞コミック部門大賞を受賞した「あとかたの街」の作者・おざわゆき氏で、ドラマは漫画の「あとかたの街」を随所に織り交ぜながら進行する。

 木村は「12歳の少女が見た戦争。それは私たちの日常のすぐ先にあります。今だからこそ私たちは戦争を身近に感じるかもしれません。平和のありがたさを実感するかもしれません。今を生きること。ドラマを通して私と一緒に体感していただけたら幸いです」とコメントしている。

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