【心にささり言葉~一日一語~】サカナクション・山口一郎「枯渇」っていうもの
新型コロナウイルスの感染拡大によって、世界は激変しました。未知の病への恐怖、先行き不安、長引く自粛によるストレス。心はささくれ立ってきます。デイリースポーツでは、そんな今こそ伝えたい言葉として、コロナ発生以降に各界の著名人が発した、時にグサッと、時にしみじみ感じる言葉を厳選。「心にささり言葉~一日一語~」としてお届けします。
◆サカナクション・山口一郎(39)「『枯渇』っていうものって、すごくいいことかなと思う」
2日放送のNHK「ニュースウオッチ9」のリモートインタビューでの言葉。
コロナ禍で音楽業界も厳しい状況に置かれている。山口は、コンサートなどの延期・中止によって観客もミュージシャンも共に「枯渇している」と分析するが、その状況を前向きにとらえる。「当たり前のようにライブに行けるようになった時、反発としていい形で戻ってくるのかな」。
インスタライブやツイッターを通じてリスナーとつながり新たな可能性も感じている。「アフターコロナにすごく重要な役割になっていく気がする」。音楽の力を再認識しているようだ。