渡辺麻友「健康上の理由」で電撃引退 女優転身からわずか2年半 昨秋から休養状態

 第6回選抜総選挙で1位に輝き、笑顔でマントを身にまとう渡辺麻友=2014年6月  
18年6月 ドラマ主演。右は堀井新太 
2017年、卒業コンサートでの渡辺麻友
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 元AKB48で女優の渡辺麻友(26)が、芸能界を引退したことが1日、分かった。自身のツイッターで「芸能のお仕事を離れる運びと致しました」と報告。所属事務所・プロダクション尾木も公式サイトで、「健康上の理由で芸能活動を続けていくことが難しい」と渡辺から申し入れがあり、5月31日をもって契約を終了したことを発表した。渡辺は2014年の「第6回AKB選抜総選挙」で1位となり、卒業後も女優業は順調だっただけに、電撃引退となった。

 6年前には“アイドルの頂点”を極めた渡辺が、女優転身からわずか2年半で、ひっそりと芸能界を去った。ツイッターで引退を宣言し、「これまで関わって下さった皆様、応援してくださった皆様、誠にありがとうございました!」と13年間の芸能人生を支えてくれたファンへの感謝をつづった。

 渡辺のツイートに先立って、所属事務所もサイトで報告。「数年に渡り体調が優れず、これまで協議を重ねて参りましたが、健康上の理由でしたので身体の事を最優先に考え、本人の意思を尊重」と経緯を説明した。

 関係者によると、昨年4~9月のNHK連続テレビ小説「なつぞら」に出演後、CM放映はあったが、事実上の休養状態。同作の撮影中も、心身ともに優れない時期があったという。元々寒がりな体質だったが、昨秋には「最近、汗をかくんですよね」と体調の異変を周囲に訴えていた。

 今年2月にはMCを務めていたTBS系「UTAGE!」(不定期放送)を欠席。ファンからも心配の声が上がっていた。

 渡辺は13才だった07年、AKBとして公演デビュー。「選抜総選挙」では毎年上位にランクインし、「神7」として人気を集めて、14年には1位に輝いた。“スキャンダル処女”として王道路線を突き進んで、「AKBは真面目な子が損をするような世界でもある」という発言が、ファンの間で物議をかもしたこともあった。

 17年のNHK紅白歌合戦をもって、AKBの活動を終了。ミュージカル主演や朝ドラ出演と、順調に女優のキャリアを重ねる中で、衝撃の決断となった。「まゆゆ」の愛称で親しまれ、雨女としても知られた。総選挙で唯一の1位を獲った日も雨模様。引退を発表した時間帯、東京では“惜別の雨”が降っていた。

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