テリー伊藤、テラハも「最初はファンタジー」 爆問太田、とんねるずら出演してたら…

 タレントのテリー伊藤が31日、TBS系「サンデー・ジャポン」に出演。人気番組「テラスハウス」出演者で23日に22歳の若さで亡くなったプロレスラー・木村花さんが受けていたSNSでの誹謗(ひぼう)中傷について発言した。

 テリーは「『ねるとん紅鯨団』という恋愛番組を作りました。立ち上げたときのコンセプトは『ファンタジーの恋愛』。柔道部とか空手部のあまりもてそうじゃない男の子の救済恋愛番組にしたかった」とした上で「テラハ」に言及した。

 「たぶん『テラスハウス』も最初はファンタジーで始まったと思うんですよ。シーズン何度かやると、それだけじゃ制作者がもの足りなくなってくる」と自身の考えを披露。

 「そこに憎しみ、嫉妬とかいろんなものを入れることによって、ディズニー映画を見るような感覚から昼メロを見るような感覚で、テレビを見る方も作り手もなっていってしまった。ここが落とし穴。ドロドロみたいになっていった方が数字も良くなっていく。そこに演者も一般の方も視聴者も気づかないまま入っていく」と続けた。

 テリーは「テラスハウスみたいな恋愛番組は今後もできると思う。もう1度、揺り戻していくってことが(必要)。ホント、やっぱり制作者(の考え方が大事)ですよ」と指摘。

 さらに、「出演者の中に太田(光)さんとかね、僕の(ねるとんの)ときは、とんねるずのタカちゃん(石橋貴明)とかノリちゃん(木梨憲武)とかいたけど、客観性のある人がいたら、また違う形の番組進行になっていたと思う。みんなが本当は(フィクションと)気づいていたけど、乗っちゃったみたいな。そこの反省点はあったかも」とスタジオ出演者へのもの足りなさも明かした。

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