だいたひかるの夫 乳がん全摘時に妻にかけた言葉
タレントだいたひかるの夫小泉貴之氏が29日に更新したブログで、だいたが乳がんのために全摘手術を受けたときの心境をつづった。
小泉氏はブログのタイトルを「妻の全摘出手術への思い」とし、「妻が乳がんの全摘手術をする時に、夫として、男性としてどんな気持ちだったのか?よく聞かれる質問なのですが、今回はその事に関して書きたいと思います」と記した。
乳がん告知を受けた際について小泉氏は、医師から「できれば取った方が良い」と言われたという。「告知を受けた上、さらに胸を取った方が良いと宣告された妻の気持ちは、当時も今も言葉では表現しきれません」と振り返った。
当時のだいたの様子について「その時の妻はただただ、落ち込んで…涙して…うつむきっぱなしで…大切な人がこうして悩む姿は、勿論私にとってもはじめての経験で、何て声をかけて良いか一瞬、躊躇いもありました」と夫しても非常に戸惑ったことを明かした。小泉氏はその理由について「どんな励ましの言葉も 実際に告知を受けた本人の前では 単なる言葉になってしまう、そう思えたから」と記した。
その上で小泉氏は「でも、自分の心の底から一気に気持ちが湧き上がり、口から出てきた」言葉があった。それは「お願いだから、命を優先して、そのために取ってほしい」というものだった。
小泉氏は「妻にしてみては、それだけ先生が言い切るのだから、取った方が良いんだろうけど…でも取ってしまったら、夫からどう思われるんだろう…と不安に悩んでる様子が分かったので」と記し、だいたに「胸をとってもひかるはひかるだから」と伝えた。
小泉氏は「例え両胸を摘出したとしても、何も変わらない自分の気持ちを、その日のうちにすべて伝えました。後から妻から聞いた話では、その時に気持ちが楽になったみたいで、胸の全摘手術を決断することができたみたいです」と、つづった。
小泉氏は「手術前に記念に写真撮影しておこうと2人で撮った写真を添えて」と仲むつまじいツーショット写真を投稿した。