吉村知事、コンビニ3社とコラボし「大阪もんの生産者を応援」 地元食材で商品開発

 大阪府の吉村洋文知事が27日、大阪府庁で定例会見を行った。席上、大手コンビニエンスストア3社(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン)との連携で「大阪府応援企画」を実施すると明かした。

 吉村知事は「大阪産(もん)の生産者を応援するということで、コンビニが強みを持つ弁当、総菜、調理済みのものについて大阪もんを使用したメニューを企画・販売していただく。コンビニ大手3社がそろって自治体と連携して、共同企画するのは全国初だと思う」と説明した。

 セブン・イレブン(大阪府内の店舗)ではなすや小松菜、ファミリーマート(近畿2府4県の店舗)は玉ねぎ、みかん、ローソン(近畿2府4県の店舗)は玉ねぎを使用したメニューを開発。ファミリーマートでは泉州玉ねぎ入りのチキンカツカレーなどが販売される。

 報道陣から狙いと意義を聞かれた吉村知事は「大阪もんの生産者を応援するという趣旨。(新型)コロナ(ウイルス)の影響もあって、消費が少なくなってきている中で支えていこうということ。素晴らしい食材があるので。まだまだ知られていない食材もある。(昨年の)G20のときも(PRを)やったが、継続して大阪もんを広げていこうという考え」と回答。

 さらに、「セブン・イレブン、ファミリーマート、ローソンは歩いてすぐのところにどれかはある状況。そこで大阪もんの弁当、食材を販売することで関西圏に広げていこうと。特定ではなく、どこのコンビニに行ってもあるということなら拡散力も変わってくると思うので、このコラボ企画をさせていただいた」とコメントした。

 また、新型コロナの警戒状況を通天閣のライトアップで知らせる試みを、当初の5月いっぱいから「もうしばらくお願いしたい」と延長する考えを明かした。通天閣側とは調整しているという。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス