【5月24日の麒麟がくる】光秀、義龍から再び手を組むことを持ちかけられるが…

 NHK大河ドラマ「麒麟がくる」は、戦国に現れた、智将・明智光秀の前半生に光を当て、彼の生涯を中心に、戦国の英傑たちを描く。“麒麟”とは王が仁のある政治を行う時に現れるという聖獣。応仁の乱後の荒廃した世を立て直し、民を飢えや戦乱の苦しみから解放してくれるのは、誰なのか…。24日は第19話「信長を暗殺せよ」が放送される。

 道三の死から2年、越前で慎ましい生活を送っていた光秀(長谷川博己)は、朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)に呼び出され、将軍・義輝(向井理)が戻った京の様子を探りに行くように命じられる。京では、尾張を手中に収めようとする斎藤義龍(伊藤英明)の一派が、これから上洛してくる信長の命を狙っているという不穏な噂を耳にする。松永久秀(吉田鋼太郎)の力を借りてそれを未然に阻止する光秀。再会を果たしたかつての友に、義龍は再び自分と手を組み美濃を大きく豊かな国にしようと持ち掛けるが…。

 大河初の光秀が主人公のドラマ。戦国時代の混迷の中で、懸命に希望の光を追い求めた光秀と数多くの英傑たちの青春の志を、エネルギッシュな群像劇として描く。昨年11月、帰蝶(濃姫)役だった沢尻エリカ被告が合成麻薬所持で逮捕され、急遽、川口春奈が代役に起用され撮り直しとなった結果、スタートは2週間遅れた。また新型コロナ感染拡大の影響で撮影が中止となり、6月7日の第21回までが放送され、翌週からは休止となる。再開は未定。

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