渡辺えり コロナ禍の演劇支援の要望書提出…日本劇作家協会会長

文化芸術の復興支援を要請する渡辺えり=東京都千代田区の衆議院第一議員会館(撮影・中田匡峻)
要望書を提出する渡辺えり(右)=東京都千代田区の衆議院第一議員会館(撮影・中田匡峻)
関係省庁に要望書を提出する渡辺えり(右)=東京都千代田区の衆議院第一議員会館(撮影・中田匡峻)
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 女優・渡辺えり(65)が22日、衆議院第一議員会館で、文化芸術復興基金設立の要望書を、文化庁など3省庁の関係者に手渡した。

 新型コロナウイルスで大打撃を受けている、ミニシアター、劇場、ライブハウスの関係団体による支援プロジェクト「We Need Culture」の一環。日本劇作家協会会長を務める渡辺は、「一丸となって熱い思いを込めた要望書を、お送らせていただきます」と言葉に力を込めていた。エンタメ業界は未曽有の事態だけに、「私たちが自粛してる間、頑張ってる方々には頭が下がる。その人たちを癒やすのが私たちの役目なのに、できないのが苦しい」と悲痛な胸中を吐露した。

 渡辺は3月13日から新橋演舞場で予定していた、主演舞台「有頂天作家」が中止に。新型コロナウイルスによる肺炎のため、4月24日に亡くなった岡江久美子さん(享年63)の娘で、女優の大和田美帆(36)と共演予定だった。岡江さんは中止決定前の通し稽古を、劇場で見守っていたといい、「『面白かった』とおっしゃってくださって。明るい方で、元気な姿を拝見していたので、石でたたかれたと思うくらいビックリしました。コロナは怖い」と沈痛だった。

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