安倍晋三首相 黒川検事長定年延長に「総理大臣として当然責任がある」

 安倍晋三首相は21日、報道陣に対応し、賭けマージャン疑惑報道で辞表を提出した黒川弘務東京高検検事長について言及した。

 黒川氏の定年延長を閣議決定したことについて責任を問われると、「法務省、検察庁において、この人事について請議が出されたわけですが、最終的には内閣として決定を出しますので、総理大臣として当然責任があると考えてます。ご批判は真摯に受け止めたいと」と返答。

 黒川氏の辞意に関しては「辞意が表明されたので了解したという報告が(森法務大臣から)ございました。私としては法務省としての対応を了承したところであります」と説明した。

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