江川紹子氏 検察の「独善」は防がなければならない…政治的独立と同じく重要

 ジャーナリストの江川紹子氏が19日、ツイッターに新規投稿。検察の「独立」は守らなければならないが、検察の「独善」は防がなければならないとの考えを示した。

 江川氏は「検察が『巨悪を眠らせない』正義を実現することもあるが、正義実現の熱意が暴走を生むこともある」と指摘。「『巨悪』もまた、ショッカー集団のように悪一色というわけでもなかったりする。検察の政治的『独立』は守らなければならないが、一方で検察の『独善』は防がなければならない。この2つはどちらも大事」と投稿した。

 江川氏は続く投稿で、「ものすごく無理な取り調べをした事件や、私が見ていて政治的な意図さえ感じた事件の捜査の指揮をされた方々が、そう言ってしまうのを、今回の法案に反対だからといって、手放しで『そうだ、そうだ』と言ってしまっていいのか……」と疑問を呈した。検察庁法改正案について問題点を指摘した元検察幹部のことを指すとみられる。

 江川氏はまた、「今回のことに限らず、モノゴトを見る時には、1つのテーマについて良し悪しを論じるだけでなく、常に複眼をもってながめ、考えたいと思った」と記した。

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